芽衣には、ずっと一緒に育ってきた幼馴染の兄弟がいた。同じ大学に通う祐希と、その兄で社会人の明希。ぶっきらぼうだけど優しい祐希と、気配り上手で包容力のある明希。芽衣はそんな二人を同時に好きになり、誰か一人を選ぶのではなく、三人で一緒にいる道を選んだ。やがて三人は、互いの本心を曖昧にしたまま、特別な関係を続けていく。そこには「必ず三人でいること」「一線は越えすぎないこと」という約束があった。けれど、重ねる時間の中で芽衣も兄弟も次第に想いを抑えきれなくなっていく。ある出来事をきっかけに、三人の均衡は崩れ始める。独占欲、嫉妬、執着――隠していた感情が一気にあふれ出し、ただの幼馴染ではいられなくなった三人は、歪で甘い関係の奥へと踏み込んでいく。誰も手放せないまま、三人がたどり着く答えとは――。




































作品名:外面の良い幼馴染 -番い堕ちて悦を喰む-
作家:になこ275








