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【無料版】春のデジャヴに踊れ【おどる】

母が遺したダンススタジオを手伝うため、久しぶりにその場所へ戻ってきた大学生の晃介。懐かしいステップの音やフロアの匂いに包まれる中、母から何度も話を聞いていたアラサーの男・淳と出会う。物静かで落ち着いた雰囲気を持つ淳と踊ったのは、かつて母が愛していた思い出の曲だった。社交ダンスをきっかけに淳への憧れを募らせていく晃介。淳もまた優しく晃介を気にかけ、少しずつ二人の距離は縮まっていく。しかし、亡き母とよく似た自分の顔を見つめる淳の姿から、晃介はある疑念を抱く。もしかして淳が本当に想っていたのは、自分ではなく母なのではないか――。淳の優しささえ母への想いの延長に思えてしまい、胸を締めつけられる晃介。それでも芽生えてしまった気持ちは止められず、やがて彼は一歩踏み出すことを決意する。

作品名:春のデジャヴに踊れ
作家:おどる

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