男子学生の大和(やまと)は、眠るたびに同じ夢を見る。暗闇の中、乳首を触手に弄ばれる夢。そんな淫乱な夢を見てしまう日々が続き日常生活に支障をきたしていた。授業中や保健室、ふと意識が途切れた瞬間にも、その気配は忍び寄る。夢なのか、現実なのか。境界が曖昧になるにつれ、大和は見られている感覚に囚われていく。やがて、夢の中の声ははっきりと語りかけてくる。「君のおかげで、形になれる」恐怖と疑念の中、大和は原因を探り始めるが、過去の記憶や周囲の人間関係が次第に歪み始める。執着する存在は、守護者なのか、それとも――。






























同人作品名:幽霊とぼく
同人作家:市川ナツヲ








