街の片隅で小さな魔法薬店を営む魔法師・エリィ。薬はなかなか売れず、時には怪しい呪い師と誤解されることもあるが、それでも彼女は静かに店を続けていた。そんなある日、冷徹と名高い騎士団長・オーエンが店を訪れる。目的は負傷した部下のための回復薬――のはずだったが、去り際に彼は声を潜めて別の依頼を口にする。それは“惚れ薬”の調合だった。密かにオーエンへ想いを寄せていたエリィは胸を痛めつつも、魔法師としての責任から依頼を引き受ける。二人は薬の材料を求め、森へと向かうことに。しかし探索の最中、オーエンは誤って強い魔力を含む素材の影響を受けてしまう。理性を保てなくなり、抑えきれない衝動に苦しむ彼を前に、エリィは必死で解毒の方法を探す。「……もう、限界だ」普段は決して見せない弱さに触れ、エリィは自分の気持ちを隠しきれなくなる。惚れ薬が引き起こしたのは、偽りの感情か、それとも――。魔法と想いが交錯する中で、二人の関係は静かに、しかし確かに変わり始めていく。





















同人作品名:媚薬のことなら魔法師エリィにおまかせ
同人作家:具








