永田は、憧れの先輩・宇良を追いかけて映画サークルに入った。長身で端正な顔立ち、監督を目指して真剣に映画に向き合う宇良は、サークルの中心的存在だ。一方の永田は要領がよく、撮影や段取りでも頼られるタイプ。先輩たちが卒業しても「永田がいれば大丈夫」と言われるほど信頼を集めていた。卒業前、最後の撮影合宿。帰り際、喫煙所で二人きりになった永田は、思い切って「連れて帰ってほしい」と本音をこぼす。冗談半分のつもりだったのに、宇良は真面目に受け取り、そのまま自宅へ誘った。宇良の部屋で、彼の服を借り、同じベッドに並ぶ夜。何か起きると期待していたのに、宇良は距離を保ったまま何もしてこない。不安になって顔をのぞき込むと、宇良もまた耳まで赤くして視線を逸らしていた。余裕そうに見えた先輩の、不器用で照れた表情。「ただの後輩」で終わりたくない――そう思った永田は、もう一歩だけ踏み出してみようと決めるのだった。































同人作品名:宇良さんの”ただの後輩”から抜け出したいから、
同人作家:THE猥談








